”パフュームある人殺しの物語”は観るべき映画？徹底切り込み！＜感想・評価＞
あらすじ
18世紀、パリ。数十キロ先をも嗅ぎ分けられる、特殊な嗅覚を持つ孤児グルヌイユは、パリきっての人気調香師となり、彼の香水が街を沸かせる。しかし、彼の野望は “究極の香水 ”を作ること、ただひとつー。時を同じくして、街では美しい少女が立て続けに殺され、髪は丸刈りで全裸という姿で発見される事件が起こっていた・・・。犯罪史上最も純粋な動機が、かつて誰も目にしたことのない驚愕の結末を導くーーー。
監督
主演
ベン・ウィショー, レイチェル・ハード・ウッド, アラン・リックマン
上映時間
147分
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かまぼこ評価（5段階評価）
・総合オススメ度
★★★★☆
・ストーリーの難易度（低いほどシンプル）
★☆☆☆☆
・エロシーン度（家族で見たり付き合いたてカップルが見て気まずいか）
★★★★☆
ストーリーの中盤以降、
街中の若い娘たちが惨殺される事件があるのですが
いずれも全裸です。
後は、ラストのシーンが結構
衝撃のシーンになっていますので要注意。
感想
面白かった・・・！
悲しいし、切なくなるけど
見終わった後は、心にぽっかり穴が開く感じ。
あらすじにも書きましたが、
主人公の純粋すぎる動機が、
恐ろしい事件を引き起こします。。
悪いことをしているはずなのに、
不思議と主人公を応援してしまう・・・！
この映画のテーマって、まさに”香り”なのですが
目に見えないものなのに、
俳優さんたちの表情や、カメラワークで
”香り”が持つ力が伝わってくるのがすごい。
そして、映像も良かった！
パリ市民と言っても、上流と下流階級で雲泥の差があるけど
汚いものはとことん汚く、
綺麗なものはとことん綺麗に、
という対照的な描き方も印象に残りましたね。
そして、主人公の最後のターゲットとなる
女の子がとんでもなく可愛い。お人形さんみたい！
アラン・リックマン（スネイプ先生）演じるお父さんが
必死に娘を守ろうとする姿も、ウルっときます。
主人公役の俳優さん、見たことない方でしたが
これまた幸薄そうな感じで、絶妙な配役だと思いましたw
犯罪をしそうに見えない人が、
裏ではとんでもない事件を起こしている。
こんなギャップも、ストーリーの良いスパイスになっています。
唯一惜しいのが、映画が少し長いところ。
147分ですからね！時間に余裕を持ってご鑑賞くださいw
誰と見るか、については
結構官能的な要素が強かったので、
一人で見るか、カップルで見るのが良いかもしれません。
以上、かまぼこレビューでした！
読んでいただきありがとうございました♪
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